エ軍GMはトレード補強に大満足「明らかに良くなった」 7人の新顔…オーナーに感謝

ブレーブス戦前の囲み取材に応じたエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:小谷真弥】
ブレーブス戦前の囲み取材に応じたエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:小谷真弥】

トレード期限ギリギリで中継ぎリオンを獲得「ブルペンに真のニーズがあった」

 メジャーリーグのトレード期限が1日米東部時間17時(日本時間2日7時)に迎えた。大谷翔平投手が所属するエンゼルスはメッツからドミニク・リオン投手をメッツとの交換トレードで獲得したと発表した。メッツには傘下2Aに所属するジェレミア・ジャクソン内野手が移る。

 駆け込みトレードでブルペンを補強した。今季は31試合登板で防御率4.40。それでも、マリナーズなど7球団で通算384登板と経験は豊富だ。ペリー・ミナシアンGMは「若手をトレードするのはいつも辛いが、ブルペンに真のニーズがあった。球速も上がって、ストライクの割合も本当に素晴らしい。グレートな男で、我々のブルペンに本当にフィットするだろう」と期待を込めた。

 例年はトレード市場で売り手に回っていたが、今季は買い手に。野手陣ではエスコバー、ムスタカス、クロン、グリチックを獲得。投手では先発ジオリト、救援ロペスら計7選手を獲得した。ミナシアンGMは「明らかに我々は良くなった。まず第一に、オーナーが投資をしてくれたことに感謝したい。それは簡単なことではない」と感謝。「フィールド上だけではなく、フィールド外という意味でも改善できた」と声を弾ませた。

 地区首位を走るレンジャーズはシャーザーらを、2位のアストロズもバーランダーらを獲得した。「気になるのは我々自身のこと。他球団がすることについては、我々にはどうすることもできない」とミナシアンGM。2014年以来9年ぶりのポストシーズン進出を目指す。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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