覚醒23歳の衝撃弾、CY賞右腕撃ちの痛烈一撃… 球場の雰囲気一変、心躍るアーチ

楽天・浅村栄斗、日本ハム・万波中正、西武・中村剛也、オリックス・頓宮裕真(左上から時計回り)【写真:矢口亨】
楽天・浅村栄斗、日本ハム・万波中正、西武・中村剛也、オリックス・頓宮裕真(左上から時計回り)【写真:矢口亨】

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「豪快・確信・特大」なHRを厳選

「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルでは、「豪快・確信・特大」なホームランを厳選。ここでは、リーグを代表する強打者たちが繰り出すスイング・打球・美しいフォロースルーを紹介する。(成績、順位は7月25日時点)

 まずは日本ハムから万波中正外野手。フルスイングが魅力の23歳は、本塁打ランキング2位と躍進を続けている。動画では、楽天の荘司康誠投手、ソフトバンクの尾形崇斗投手の直球を弾き返しており、力負けせず振り切る姿はまさに「豪快」そのもの。外野からのレーザービームを含め、その強靭なフィジカルとパワーで会場を沸かす、23歳の新たなスタープレーヤーだ。

 楽天の浅村栄斗内野手は、スタンド上段まで運んだ特大12号ソロと、バックスクリーン右に飛び込んだ13号満塁弾が紹介されている。リーグトップの20本。3、4月の不振から完全に脱却した。ライト方向への打球が印象的だが、今季はここまでレフト、センター方向へのホームランが多くなっており、より一層迫力が増している。

 西武からはプロ22年目の大ベテラン・中村剛也内野手。ピックアップされたのは、京セラドームの上段まで飛ばし、確信歩きを見せた特大の3号2ランだ。現役最多本塁打の記録を持つ稀代のアーチストは、今年で40歳。しかし、いまだに衰えを知ることはない打棒で、3、4月の月間MVPも受賞した。通算500本塁打の大記録までもあと「38」と迫り、達成に向けて積み上げていけるかに注目が集まる。

 巨人からロッテに移籍したグレゴリー・ポランコ外野手は昨年は24本塁打を放ち、今年もチーム最多本塁打と打棒を振るっている。動画では、ファンへの挨拶代わりの一発となった1号2ランと、延長戦で均衡を破る決勝弾となった3号2ランが特集された。いずれも本塁打を確信する特大弾であり、胸がすくほどのフォロースルーと「パワー!」のポーズ通りの怪力は一見する価値があるだろう。

 オリックスからは現在リーグ首位打者の頓宮裕真捕手。2020年にメジャーでサイ・ヤング賞を受賞したDeNAのトレバー・バウアー投手から放った痛烈な2号ソロが取り上げられた。春先は故障で欠場も、復帰後は中軸に定着。確実性と一発を放つパワーで、メジャーへ移籍した吉田正尚外野手の穴を埋める活躍を見せている。6月には月間MVPを受賞し、その勢いはとどまるところを知らない。

「豪快」といえば最後はもちろんこの男。身震いするほどのフルスイングが特徴のソフトバンク・柳田悠岐外野手だ。3、4月は打球の上がらない場面も目立ったが、気づけばリーグ3位の本塁打数となっている。動画は2号3ランと6号ソロの2本をピックアップ。特に前者は緊迫した延長戦の中、スタンド上段まで飛ばした柳田らしい決勝弾であり、本塁打を確信したフォロースルーの美しさにもご注目あれ。

【実際の映像】覚醒23歳の打球に外野手は動けず… 強打者たちの心躍る一発

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