大谷翔平、4回緊急降板は「右手と右指のけいれん」 10勝目お預け…本拠地も騒然

マリナーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
マリナーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

4回4奪三振3安打無失点、球数は59球だった

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。4回3安打無失点で降板し、今季10勝目、2年連続の2桁勝利&2桁本塁打の偉業はお預けとなった。降板理由について、球団は「右手と右指のけいれん」と発表した。

 まさかのアクシデントだった。初回、味方の失策などで無死二、三塁としたが、後続を3人で片付けた。2回は3者凡退。3、4回と走者を背負ったものの、無失点で切り抜けた。4回59球(ストライク41球)を投げ、4奪三振1四球、3安打無失点。緊急降板に場内は騒然としていた。

 前回登板7月27日(同28日)のタイガースとのダブルヘッダー第1試合では9回1安打無失点。メジャー初完投初完封で9勝目を挙げた。第2試合では2本塁打を放ったが、「痙攣(けいれん)」で途中交代となっていた。

 元祖二刀流ベーブ・ルースもできなかった2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成が期待されたが、次回登板以降にお預けとなった。

【実際の様子】右手をぶらり…降板後にベンチで呆然とする大谷翔平

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