球史に名を刻んだ大谷翔平の“異次元40号” 2度目の「40&150」…究極の二刀流を証明

40号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
40号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

三振を奪えて本塁打を打てる大谷翔平…他にはない希少価値

■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたマリナーズ戦の8回に自身2年ぶり2度目、今季両リーグ一番乗りとなる40号本塁打を放った。この一打は、また数々の珍記録を掘り起こしている。

 米スポーツ局ESPNの「スタッツ&インフォ」は「ショウヘイ・オオタニはシーズン40本塁打と、150奪三振を2シーズン達成した。MLB史上、1度でも達成した選手は他にいない」とツイート。大谷は2021年に46本塁打、156奪三振。今季はここまで40本塁打、160奪三振を記録している。

 またMLB公式のサラ・ラングス記者は、「シーズンで100個以上の三振を奪った選手で、最もホームランを打った選手」を紹介。2021年の大谷の46本が最多で、以下今季の40本塁打、さらに昨季の34本塁打(219奪三振)とトップ3は全て大谷。続くのは1931年のウェス・フェレルで9本(124奪三振)と、圧倒的な差をつけている。

 さらにエンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」は「エンゼルスの選手として40本塁打を複数回達成した選手」を紹介。トロイ・グロース(2000年、2001年)、マイク・トラウト(2015年、2019年、2022年)、そして、大谷(2021年、2023年)だけだとした。

(Full-Count編集部)

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