侍U-12、終盤に失点続き4位で終戦 ベネズエラに再び敗戦…大熱戦も力尽きる

侍ジャパンU-12代表・井端弘和監督【写真:片倉尚文】
侍ジャパンU-12代表・井端弘和監督【写真:片倉尚文】

橘漣次の3ランで一度は逆転も…5回に追いつかれ、6回に勝ち越された

 野球日本代表「侍ジャパン」U-12は6日、台湾・台南市で行われている「第7回 WBSC U-12 ワールドカップ」の3位決定戦に臨み、ベネズエラ代表に8-9で敗戦。4位で全日程を終えた。

 試合は一進一退の攻防。初回に2ランで2点を先制されるも、2回に2本の適時打と暴投で3点を挙げてリードした。3回に適時打と内野ゴロで失点し、再び勝ち越されたが、その裏に橘漣次が2死一、二塁から3ランを放って再び逆転した。

 しかし、5回に2ランを許して同点に。そして、最終回の6回2死一、三塁から中前適時打で勝ち越され、さらに右前2点打でリードを3点に広げられた。日本代表はその裏、三ツ井蓮の2ランで1点差に迫ったが、力尽きた。

 日本代表は今大会、オープニングラウンドで3勝2敗。グループ3位でスーパラウンドに進むと、韓国、米国、ドミニカ共和国を撃破し、3位決定戦に進んだ。

 この日はオープニングラウンドでは1-7で完敗したベネズエラと互角の戦いを演じたが、あと一歩及ばなかった。

【実際の映像】一度は勝ち越しとなる一撃 低めをすくい上げた侍U-12・橘漣次の豪快3ラン

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