源田好守の背後で「トノに笑っちゃった」 本人に聞いた“不思議な動き”の理由

オリックス戦に出場した西武・外崎修汰【写真:矢口亨】
オリックス戦に出場した西武・外崎修汰【写真:矢口亨】

高いバウンドを難しいタイミングですくい上げ、俊足の打者を難なく刺した

■オリックス 9ー0 西武(6日・ベルーナドーム)

 西武は6日、本拠地・ベルーナドームで行われたオリックス戦に0-9の大敗を喫した。そんな中でも、ゴールデングラブ賞5回の源田壮亮内野手と同2回の外崎修汰内野手の、球界随一を誇る二遊間コンビは再三好守備を披露し、ファンを堪能させた。ただ、美技の映像の中には、不思議な動きも映り込んでいて……。

 6回1死一塁。俊足を誇るオリックスの宜保翔内野手が高いバウンドの遊ゴロを放つと、源田は前進しながら二塁ベース手前付近で、2バウンド目をハーフバウンドですくい上げ、間髪入れず送球。高いバウンド、難しい捕球のタイミング、相手打者が俊足、という3つの関門を難なくクリアし、宜保を一塁で刺した。

 このプレーを見たX(旧ツイッター)のファンは、「敵やけどこれはエグい 日本の宝としか言いようがない」「源ちゃんたまらん!!」と称賛。一方で「美しい源ちゃんの守備にウットリしてたらトノの動きに笑っちゃった」「つい外崎選手に目がいってしまう」などと、背後の外崎の動きに注目する声も上がった。

 確かに映像を見返すと、源田がボールをすくい上げた瞬間、二塁のベースカバーに入ったセカンドの外崎が、まるで万歳するかのように両手を上げながら、小さくジャンプしている。

 試合後、外崎本人に真相を聞くと、「華麗な守備過ぎたので」と、源田を称賛する意味であったことを明かし、「うまいですね、やっぱり」と今さらながら感嘆した。右に左に驚異的な守備範囲を誇る外崎自身も含め、たとえ大差をつけられている試合でも、西武の守備は見どころがいっぱいだ。

【実際の動画】好守を見せる源田の後ろで…ファンが注目した外崎の“不思議な行動”

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