大谷翔平が登板すれば「勝てるチャンスが」 同僚が絶賛する“大きすぎる存在感”

3ランを放ったマイク・ムスタカス(手前)を出迎えるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
3ランを放ったマイク・ムスタカス(手前)を出迎えるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

4番打者ムスタカス、6回には勝ち権利を呼び込む3ラン

■エンゼルス 4ー1 ジャイアンツ(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ジャイアンツ戦で今季10勝目を挙げ、史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。6回に決勝打となる勝ち越し3ランを放ったマイク・ムスタカス内野手は「オオタニの投球は素晴らしかった。マウンドでいい仕事をしてくれた」とエースの偉業を称えた。

 大谷が6回まで1失点で踏ん張ると、その裏に打線が応えた。先頭のレンヒーフォが中堅へのエンタイトル二塁打で出塁。大谷は申告敬遠で歩かされたが、ドルーリーが左翼への適時打を放って同点。続くムスタカスが右翼ポール際に消える勝ち越し3ランを放った。三塁走者だった大谷も、笑顔で出迎えた。ムスタカスは初回に右翼への二塁打を放つなど、2戦連続マルチの活躍だった。

 打者としては40本塁打を放ち、投手としても2桁勝利に到達した。投打でチームを引っ張る大谷が、また1つ偉業を打ち立てた。ムスタカスは「(大谷の10勝は)大事なことだ。彼がマウンドに上がる度に、(他のときと比べて)勝てるチャンスが増えるように感じる。彼は、私たちのために戦ってくれた」と、頼もしい存在に感心していた。

(Full-Count編集部)

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