ダルビッシュ、藤浪の活躍に感慨「感動に近い気持ち」 苦しむ時期には“悩み相談”も

パドレス・ダルビッシュ有(左)とオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
パドレス・ダルビッシュ有(左)とオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

苦しんでいた時期に「ラインでやり取りもしました」

■オリオールズ 4ー1 パドレス(日本時間15日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が14日(日本時間15日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に先発。7回4失点で8敗目(8勝)を喫したが、野茂英雄を抜いてメジャー日本人最多となる1919奪三振に到達した。試合後には、新天地で好投を続ける後輩・藤浪晋太郎投手について言及し、「僕は凄く嬉しいです」と目を細めた。

 藤浪とは阪神時代に自主トレを行った事もあり、ダルビッシュにとって可愛い後輩の一人。オリオールズで活躍していることについて問われると、「うん……嬉しいですね」としみじみ。「シーズン中も最初凄く困ってて、ラインで何回かやり取りもしましたし、そこから良くなって、(強い)チームに呼ばれるということは本当に認められているということなので、僕は凄く嬉しいです」と、成長した姿を喜んだ。

 藤浪はアスレチックスで先発としてスタートも、制球などに苦しみ中継ぎに配置転換。徐々に適応して好投を重ねると、7月19日(同20日)にはア・リーグ東地区首位を争うオリオールズへ移籍。8月13日(同14日)のマリナーズ戦では初セーブをマークするなど、勝ちパターンでも起用されている。「あれだけ自分で思い切ってキャッチャーに向かって投げている姿を見ると、今まで苦しんでいる期間が長かった訳じゃないですか。すごく感動じゃないですけど、そういう気持ちに近いものは感じました」と、右腕を思いやった。

【動画】「ダルビッシュさんが一番の憧れでした」メジャー移籍後も憧れを口にする藤浪

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