今季最悪借金3 消えゆくPO進出…エ軍監督に見えぬ策「スイングして得点するしか」

レンジャーズ戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
レンジャーズ戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

ネビン監督「タフな投手と対戦しているけど攻略しなければ」

■レンジャーズ 7ー3 エンゼルス(日本時間16日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打だった。打席中には「COME TO TEXAS」の大合唱が起きた。チームは8安打も打線がつながらず。フィル・ネビン監督は「スイングして、得点することしか言えない。終盤になったら、走者を置くこと。(出塁しても)得点につながっていない。タフな投手と対戦しているけど、攻略しなければいけない」と肩を落とした。

 地区首位を走るレンジャーズに2連敗して今季ワーストの借金3に膨らんだ。前夜の試合中に激しいゲキを飛ばした指揮官も元気はなかった。先発のジオリトは3回の先頭ジャンコウスキーの四球から3失点につながった。ネビン監督は「いい投球をしていたと思う。低めに制球していたが、先頭のジャンコウスキーに四球を与えたら、上位打線との対戦が難しくなる。セミエンはうまく打った」と淡々とした口調で話した。

 大谷が登板をスキップし、17日(同18日)の第3戦は左腕デトマーズが先発する。指揮官は「楽しみにしている。前回はタフな登板だったから、好投すれば巻き返すことができるだろう」と話したが、チーム浮上の光はなかなか見えてこない。

(Full-Count編集部)

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