大谷翔平、42号決勝弾含む3安打 エ軍連敗2でストップ…デトマーズが8回途中ノーノー
初回の第1打席で42号先制ソロ…その後は快足生かし内野安打2本
■エンゼルス 2ー0 レンジャーズ(日本時間17日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、1試合3安打をマークした。第1打席で3戦ぶり42号先制ソロを放ち、これが決勝点になった。チームは先発のデトマーズが8回1死まで無安打投球。連敗を2でストップした。
大谷のバットから快音が止まらない。まずは初回1死の第1打席でグレイの高めフォーシームをとらえ、バックスクリーン左へ42号。打球速度109.1マイル(約175.6キロ)、打球角度32度、飛距離437フィート(約133.2メートル)の一発だった。大谷はヘルメットを外し、ダイヤモンドを1周した。続く4回の第2打席は三塁へのゴロで激走。快足を飛ばして内野安打をもぎ取った。
5回2死の第3打席は左飛に倒れたが、8回1死の第4打席では剛腕チャップマンと対戦した。103.1マイル(約165.9キロ)のシンカーに詰まりながらも再び激走。遊撃へこの日、2本目の内野安打となった。1試合3安打は今季13度目。シーズン13度の3安打は2022年の12度を抜き、自己最多だ。打率はリーグ3位の.306となった。
チームは2020年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルス入りした先発デトマーズが好投。8回1死でセミエンに二塁打を許すまでレンジャーズ打線をノーヒットに抑えた。連敗を2でストップし、借金2でワイルドカードでの進出圏内まで7ゲーム差となった。
(Full-Count編集部)