“大谷よりイケてる”ボードに苦笑い 敵選手も驚いた異例の合唱…好相性も「味方がいい」

レンジャーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
レンジャーズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

“大谷キラー”のハイム「彼は僕を何回も打ち取っている。ファンは面白い存在」

■エンゼルス 2ー0 レンジャーズ(日本時間17日・アーリントン)

 テキサスで起きたエンゼルス・大谷翔平投手への“異例のチャント”はレンジャーズナインにも伝わっていた。右翼席に現れたのは「COME TO TEXAS」と1文字ずつ書かれたボードだけではなく、大谷の顔が大きく書かれたものもあった。そんな中、ひそかな反抗? ともみられるボードを見つけた。

「Heim is Ohtani’s Daddy(ハイムは大谷よりイケている)」

 15日(日本時間16日)のエンゼルス-レンジャーズの試合で、あるレンジャーズファンが掲げたボードだ。ジョナ・ハイム捕手は、昨年は大谷から満塁弾を放つなど対戦成績17打数7安打の打率.412、1本塁打8打点と好相性で“大谷キラー”とも言われている。ハイム本人にボードを見せると「いやいや」と否定。「彼は僕を何回も打ち取っている。ファンは面白い存在だね」と大きく笑った。

 大谷への大合唱は打席ごとに変わっていた。最初は「Overrated(過大評価)」と攻撃したが、第2打席は「COME TO TEXAS」、次は「We Want Shohei」。大谷よりイケてるボードを持っていたファンも大谷に熱烈ラブコールを送っていた。

「ハイムは大谷よりイケてる」のボードを掲げるテキサスファン【写真:川村虎大】
「ハイムは大谷よりイケてる」のボードを掲げるテキサスファン【写真:川村虎大】

 ハイムも「(大谷は)世界で最高の選手の1人だ」と絶賛する。もし、レンジャーズの加入が実現したら、好相性の大谷とは対戦できなくなるが……。「(相手よりは)味方のほうがいいよ」と苦笑い。16日(同17日)の同カードで大谷は3戦ぶり42号を含む3安打。投打で活躍する二刀流の存在が味方であってほしいのは、どこの球団も同じだろう。

【実際の様子】「大谷よりイケてる」 ハイム苦笑…レンジャーズファンの“煽り”ボード

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