偉業目前も…壊滅的な足踏みが「酷すぎる」 投げるたびに絶望で「最も悲しい200勝」

カージナルスのアダム・ウェインライト【写真:ロイター】
カージナルスのアダム・ウェインライト【写真:ロイター】

通算195勝で開幕も…今季ここまで3勝8敗、防御率は8.42と壊滅的成績

 41歳の大ベテラン、カージナルスのアダム・ウェインライト投手が思わぬ壁にぶち当たっている。通算195勝で開幕し、節目の200勝達成は時間の問題と思われたが、ここまで16試合で3勝8敗、防御率は8.42と壊滅的な成績となっている。この惨状にファンからは「最も悲しい200勝へのレースかもしれない」と落胆の声があがっている。

 17日(日本時間18日)のメッツ戦に先発も、6回3失点で8敗目を喫した。勝ち星は6月17日(同18日)まで2か月以上遠ざかっている。米データサイト「ベースボール・リファレンス」が14日(同15日)に公式X(旧ツイッター)で「(メッツ戦登板前まで)シーズンに15試合以上先発した選手(投手)としては、史上2番目に悪いERA+を記録している」と今季の低迷について投稿。リーグの平均防御率や球場の投打の有利不利を加味した指標「ERA+」が壊滅的なことを指摘している。

 昨季も11勝を挙げ、先発陣の一角としての活躍を期待されていた41歳の低迷に、ファンからは「自身のキャリアを傷つけている」「彼はただ酷いだけでなく、歴史的に見ても酷い」と嘆きの声が集まっている。

 3月のWBCで米国代表に選出された百戦錬磨の右腕だが、自身のキャリアの節目を迎える前に、大きな試練が立ちはだかっているようだ

(Full-Count編集部)

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