大谷翔平残留も…エ軍は「蚊帳の外」 “混戦”お置いてけぼりに「最大の負け犬だ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ア・リーグ西地区は3チームが2ゲーム差にひしめく大混戦

 8月に入り5勝13敗と、急失速してしまったエンゼルス。大谷翔平投手も残留し、7月末まではポストシーズン進出に向けて希望がもてたが、ここにきて暗雲が漂ってきている。さらには、ワイルドカードを争うマリナーズが21日(日本時間22日)のホワイトソックス戦に勝利して7連勝を記録。日米のエンゼルスファンから「失速しなければ……」「うちだけ蚊帳の外」と失望の声が集まっている。

 ア・リーグ西地区はレンジャーズが首位を快走していたものの、21日のダイヤモンドバックス戦に敗れて5連敗を喫した。その間、連勝街道を突っ走ったマリナーズが差を詰めて急接近。2位アストロズも首位に1.5差と、ゲーム差「2」の中に、3チームがうごめく大接戦となっている。

 この状況に黙っていられないのがエンゼルスファン。7月末の時点では貯金5で、8月以降の戦い次第では十分にプレーオフも狙える位置にいたが、まさかの大失速。そこに加えて“団子状態”となってきた展開に、複雑な心境を抱えているようだ。

 米メディア「トーキン・ベースボール」が、同地区の混戦模様をX(旧ツイッター)に投稿すると、「私のお気に入りがまた4位だよ」「9ゲーム差は寂しい」「エンゼルスは最大の負け犬だ」「どうしてこんなことになってしまったのか」と、悲観するコメントが多数集まった。

“最大の補強”と言える大谷の残留に加え、トレード期限までに多くの選手を獲得して、10月の戦いへの“本気度”が伺えたエンゼルス。残り試合は「37」、崖っぷちの状態からの巻き返しに期待したい。

(Full-Count編集部)

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