靭帯損傷知りながら笑顔で交流 大谷翔平の“人間性”に称賛続出「なんて精神力」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

24日のWヘッダー第2戦、二塁打を放った際にデラクルーズと笑顔で会話

■レッズ 7ー3 エンゼルス(日本時間24日・アナハイム・Wヘッダー第2試合)

 投手としては今季絶望が発覚したエンゼルス・大谷翔平投手の“人間性”に注目が集まっている。右肘の内側側副靭帯の損傷を知って挑んだ23日(日本時間24日)のレッズとのダブルヘッダー2戦目で、二塁ベース上で敵軍の21歳から肘を“ツンツン”され笑顔で会話。ファンは「なんて強い男なんだ」「健気で泣けちゃう、悔しい」と反応している。

 大谷は同1試合目に投打同時出場も、腕の疲労のため2回途中で緊急降板。3回に打者としても退いた。しかし2試合目もスタメンに名を連ねると、5回の第3打席に右翼線二塁打を放った。その際、腕を組む大谷の左肘付近を、デラクルーズが“ツンツン”。これに笑顔を見せた大谷は、身振り手振りを交えて会話していた。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は「デラクルーズとフィールド上で言葉を交わした際、オオタニは何億ドルも失い彼の行動指針が変わる可能性がある内側側副靭帯の損傷について、既に知っていた」と自身のX(旧ツイッター)に綴った。ミナシアンGMは、大谷が2試合目が始まる前に靭帯損傷について知っていたか聞かれ「そうだ。(1試合目終了~2試合目開始の間に)我々は話をした」と明かしていた。

 この事実を知ったファンからは「そうなのよね。なんて精神力……」「哀しすぎる」「切ないな」「私は泣いちゃうよ」「見れば見るほど悲しさが増えてしまう」「彼はとにかく信じられない人間だ」「彼がまた投球をすることを願っているよ」といった声が上がった。

(Full-Count編集部)

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