大谷翔平、千賀滉大から弾丸二塁打 右肘負傷も影響なしの1安打3四球、9回好機では申告敬遠

メッツ戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
メッツ戦に「2番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2打数1安打3四球で打率.305、エ軍は4連敗でストップ

■エンゼルス 3ー1 メッツ(日本時間26日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。千賀滉大投手とのメジャー初対決は、3回の右越え二塁打を放つなど全3打席で出塁。23日(同24日)に発覚した右肘の内側側副靱帯損傷の影響を感じさせなかった。2打数1安打3四球で打率.305。チームは競り勝ち、連敗を4で止めた。

 メッツの本拠地・シティフィールドは6年目で初見参。第1打席で名前がアナウンスされると、拍手と歓声が上がった。千賀とメジャー初対決となった初回1死は、ストレートの四球で出塁。敵地からため息が漏れた。3回無死一塁では千賀の甘く入ったカットボールをフルスイング。打球速度115.4マイル(約185.7キロ)の右越え二塁打とし、ドルーリーの先制犠飛を演出。さらにムスタカスの中前適時打で生還した。

 5回1死では四球を選んだ。千賀とのNPB時代の対戦成績は22打数5安打の打率.227、2本塁打、4打点、13三振だった。2017年以来6年ぶりの対決で全打席出塁と結果を出した。

 23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚。投手では今季残り試合で登板しないが、当面は指名打者で出場する。ミナシアンGMも大谷本人の意向を尊重する考えを示した。投手では今季絶望となったものの、破壊力のある打撃を見せつけた。

(Full-Count編集部)

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