大谷翔平、両リーグ三塁打王に浮上 痛烈二塁打&快足三塁打で37度目マルチ

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

三塁打ランキングでは、トップのウィットJr.に並んだ

■メッツ ー エンゼルス(日本時間27日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたメッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で両リーグトップタイとなる今季8本目の三塁打を放った。初回の第1打席では二塁打を放っており、マルチ安打は今季37度目となった。

 好相性のメジャー107勝右腕・カラスコと対戦。2回2死一塁で迎えた第2打席で、スライダーを引っ張り三塁線を破った。快足を飛ばし、一気に三塁まで到達。一塁走者のレンヒーフォが生還し、適時打となった。三塁打ランキングでは、トップのウィットJr.(ロイヤルズ)に並んだ。

 初回の第1打席では、右翼への特大ファウルでスコアボードを破壊し、球場をどよめかせた。粘って8球目のフォーシームをとらえ、打球速度109.6マイル(約176.4キロ)の中越え二塁打。続くドルーリーの中前打で先制の生還を果たした。

 23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚。投手では今季残り試合で登板しないが、当面は指名打者で出場することを決めた。25日(同26日)の同カードでは、千賀滉大投手から右越え二塁打を放つなど全3打席で出塁した。投手では今季絶望となったが、打撃好調を維持している。

【実際の映像】爆速スピードで三塁まで! メジャー最多タイ8本目の三塁打を放った大谷翔平

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