靱帯損傷なのに…全力爆走が「アメージング」　大谷翔平の“快足三塁打”に放送席感嘆

大谷翔平は右翼線に両リーグトップとなる今季8本目の三塁打を放った

■メッツ ー エンゼルス（日本時間27日・ニューヨーク）

　エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地で行われたメッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で両リーグトップタイとなる今季8本目の三塁打を放った。ライナーで右翼線を破った打球と走力に地元放送局も感嘆。「ナイスなスピードです」などと表現した。

　2回2死一塁で迎えた第2打席。大谷は右腕カラスコのスライダーを引っ張り右翼線を破った。快足を飛ばし、一気に三塁へ。スライディング直後には自ら両手を広げてセーフをアピールした。三塁打ランキングでは、ウィットJr.（ロイヤルズ）に並んで両リーグを通じてトップに立った。

　この一打をエンゼルスの地元放送局も絶賛。「バリースポーツ・ウエスト」の実況ウェイン・ランダッゾ氏は「MLBトップのボビー・ウイットJr.に並びました」と説明。解説のマーク・グビザ氏も「ショウヘイ・オオタニ、本当にアメージングです！　またロケットの打球を打ちました。今シーズン8本目の三塁打です。ナイスなスピードです。絶好調です」と称えた。右肘靭帯損傷が判明した後も打ち続ける大谷に感銘を受けていた。

（Full-Count編集部）