鷹が藤本政権初の借金生活に転落 最大15あった貯金は2か月弱で消滅、Bクラス危機

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】

4位の楽天に痛恨の3タテを食らい、その差は2ゲームに

■楽天 7ー1 ソフトバンク(27日・楽天モバイルパーク)

 ソフトバンクは27日、敵地・楽天生命パークでの楽天戦に1-7で敗れ、今季初めて借金生活に転落した。プロ初先発となったルーキー松本晴投手が2回に2点を先制されるなど、4回途中5失点でKO。打線も楽天先発の荘司らの前に1点止まり。一時は最大で15あった貯金がなくなり、借金1に。4位との直接対決で3タテを食らい、2ゲーム差に迫られた。

 2回、先頭の近藤が四球で出塁するも、フルカウントからのヒットエンドランで柳町が放った打球は最悪の二ゴロ併殺。牧原大、今宮が連打を放ったものの無得点に終わると、その裏、松本晴が2失点。先頭の浅村に左翼線への二塁打。1死三塁で岡島の打球はフラフラと舞い上がる飛球となり、前進守備の後ろに落ちる適時打に。小深田にも適時打を許して2点を奪われた。

 松本晴は4回にも辰巳、太田、小深田に3連打を浴びて3点目を失ったところで降板。代わった武田翔太投手が押し出し四球と適時打で2点を加えられて、左腕は5失点となった。さらに7回1死一塁で、フランコの打球を近藤が後逸。三森の悪送球も絡んで打者走者まで生還してトドメを刺された。

 前々日が2点、前日が1点と繋がりを欠く打線はこの日も振るわず、反撃できず。7月6日の時点で最大15あった貯金は、わずか2か月弱でなくなり、ついに借金1に。これで4連敗となり、いよいよBクラス転落の危機が迫ってきた。

(Full-Count編集部)

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