東洋大・細野が自己最速158キロ　侍J壮行試合で場内どよめきも…「まだ改善できる」

今秋ドラフト1位候補は1回を投げ、2奪三振「出力的にも上がってきた」

　大学日本代表は28日、「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」（8月31日開幕・台湾）に出場する野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表と東京ドームで壮行試合に臨み、8-0で勝利した。5回に5番手で登板した東洋大の細野晴希投手（4年）は、2死から横浜高・緒方漣内野手（3年）の4球目に自己最速を更新する158キロを計測したが「まだ改善できる」と慢心はなかった。

　今秋ドラフト候補の左腕が剛球を披露した。電光掲示板に158キロが計測されると東京ドームが沸いた。「出力的にも上がってきたなというのはある」と手応えを感じながらも「バットに当てられたり、ファウルにされたりしていたので、そこはまだ改善できると思いました」と口にした。

　この日、外野席では、“美爆音”で知られる千葉・習志野高の吹奏楽部が高校日本代表を応援。細野は「初めてこういう大人数の前でやれたので楽しかったです」と、美しい音色にも感謝だった。