大谷翔平、ヤ軍移籍なら「70HR」打てる? 敏腕記者がNYを“おすすめ”する理由

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ヤンキースタジアムはエンゼルスタジアムよりも右翼が狭い

 エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯を損傷したことで今季の登板は無くなったものの、打者としては初の本塁打王獲得に期待が集まっている。オフにはFAとなることもあって、投手として致命的な怪我を負っても話題は尽きることがない。

 ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、大谷にヤンキース、またはメッツに来るよう、“ラブコール”を送った。26日(日本時間27日)には「ショウヘイ・オオタニへのオープンレター:あなたがニューヨークを検討すべき理由」との見出しで記事を公開。「70発打者になれるかもしれません」などと、“ヤンキース大谷”の未来を見通した。

「あなたが野球に夢中で、野球のフィールドで偉大なことを成し遂げたいと思っているなら、ぜひメッツかヤンキースに来ることを検討してください」と”お願い”。名門球団の主砲となれば、注目度は一段と増すとし、「ニューヨークで野球のスターになることほど素晴らしいことはないという話です。他のどこにもないような名誉を与えられ、尊敬されると聞きます」と語る。

 また「ピンストライプに身を包めば、あなたは史上初の正当な(シーズン)70本HR打者になれるかもしれません」とし、打球を打ち上げ、引っ張れることができれば、右翼314フィート(約95.7メートル)のヤンキースタジアムでは、いつでも本塁打になるだろうと予想した。同球場はエンゼルスタジアムの右翼と比べると、5メートルほど狭くなっている。

 ヤンキースほど、過去25年間でウイニング・シーズン(勝率5割以上のシーズン)を記録した球団はないとして、「今年のこと(現在地区最下位)は忘れください。これは異常事態なのです(と我々は願っています)」と言及。過去の実績から、“勝てる球団”であることを主張。

 最後には「もしあなたが(エンゼルスタジアムに近い)ニューポートビーチに住み続けるなら、毎日(ドジャー・スタジアムがある)ロサンゼルスまで車で行くのに2日かかるかもしれないですね。ニューヨークの交通事情はとても快適ですよ」と、渋滞の多いロサンゼルスを皮肉り、ニューヨーク移籍を勧めた。

(Full-Count編集部)

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