大谷翔平、右前適時打で38度目マルチ 打点リーグトップと4差…打撃タイトルへ邁進

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

97打点でア・リーグ1位のタッカーと4差に縮めた

■フィリーズ ー エンゼルス(日本時間30日・フィラデルフィア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・フィリーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3試合ぶり38度目のマルチ安打をマークした。第2打席でボテボテの内野安打を放ち、5回の第3打席では右前適時打を記録した。

 昨季チームメートだった右腕ローレンゼンと対戦。初回無死一塁の第1打席は三邪飛に倒れたが、同点の3回1死二塁の第2打席で三塁線へボテボテのゴロ。大谷は激走し、内野安打を記録した。さらに、5回1死三塁の第3打席では右前適時打を放った。93打点とし、ア・リーグ1位のカイル・タッカー外野手(アストロズ)を4差とした。二塁に進塁後、三盗を企画したが失敗した。

 試合前には、今オフにFAになる元ソフトバンクのマット・ムーア投手ら主力6選手がウェーバー公示にかけられたと米メディアが報じた。試合前まで63勝69敗でワイルドカード進出圏内からも11.5ゲーム差をつけられているが、好結果を出し続けたい。

(Full-Count編集部)

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