ドラ1森下が発揮した冷静な読み 7月度のDIDアワード受賞…バウアー撃った“内角待ち”

阪神・森下翔太【写真:中戸川知世】
阪神・森下翔太【写真:中戸川知世】

森下翔太の「同点2ラン&サヨナラ犠飛」が7月度のDIDアワードに選出された

 阪神の森下翔太外野手が放った「同点2ラン&サヨナラ犠飛」が「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」の7月度受賞プレーに選出され、受賞式が行われた。23歳のドラフト1位ルーキーは、DeNAのトレバー・バウアー投手から放った殊勲の一発について「対戦できることがうれしかった」と振り返った。

 7月12日の甲子園でのDeNA戦。森下は2点を追う8回無死一塁で、バウアーの152キロをとらえて左中間へ同点2号2ランを放った。「メジャーで活躍していたのは知っていましたし、対戦できることがうれしかった」と話す。

 内角を攻められていたことから「内寄りの真っすぐを頭に入れていたところで、ちょっと真ん中よりに来た」と振り返る。左中間と右中間が広い甲子園。「手応えはあったんですけど、行ってくれと思っていました」と心境を明かした。

 さらに同点の9回1死満塁で、ウェンデルケンの149キロをとらえてセンターへ。試合を決める“サヨナラ犠飛”となり、甲子園は大歓声に包まれた。「打ったのは真っすぐ。その前のチェンジアップの見逃し方を見て、捕手は真っすぐにしたのかなと思っています」。冷静な対応がサヨナラ犠飛に結び付いた。

 阪神ファンにはおなじみ、ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」では、毎月「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」を選出。DIDブランドアンバサダーの掛布雅之氏がノミネートしたプレーの中から、ツイッター上でのファン投票で受賞プレーを決める。

 森下の「同点弾&サヨナラ犠飛」は797票を得た。7月度は他に、25日の巨人戦で大山悠輔内野手が放った「逆転2ラン(333票)」、17日の中日戦で佐藤輝明内野手がマークした「復活3ラン(144票)」がノミネートされていた。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○表彰式の様子が公開されたYouTube番組はこちら

○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/

○番組公式ツイッター:https://twitter.com/abc_toraban/status/1696795741778526315

【動画】甲子園熱狂の同点弾&サヨナラ犠飛 7月度のベストプレー…森下翔太が明かす殊勲打のワケ

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