松井裕がセーブ失敗も…浅村が劇的サヨナラ3ラン！　球場は大熱狂、楽天が5連勝

4-2で松井裕を投入も…3失点で逆転許す→9回裏に4得点

■楽天 6ー4 西武（30日・楽天モバイルパーク）

　楽天は30日、楽天モバイルパーク宮城で西武戦に6-4でサヨナラ勝利。連勝を「5」に伸ばした。

　先発の藤平尚真投手は3回に連打で先制を許すも、「今日は気持ちでした」と、3回以外は安定した投球で試合をつくり、5回2安打1四球2奪三振1失点でマウンドを降りた。

　打線は先制された直後の3回に1死一、二塁からマイケル・フランコ内野手の適時二塁打で追い付くと、続く島内宏明外野手の適時打で勝ち越しに成功。6回以降は3人の中継ぎ陣が無失点でつないだ。

　9回は守護神・松井裕樹投手をマウンドに送るも、2死から蛭間拓哉外野手と外崎修汰内野手の連続二塁打で同点に追い付かれ、続く平沼翔太内野手に勝ち越し適時打を許した。さらに古賀悠斗捕手にも適時打を浴び、松井裕は2死しか奪えず降板となった。

　その裏の攻撃では、失策と安打で無死一、二塁とし、辰己涼介外野手の適時打で1点差に迫る。そして、続く浅村栄斗内野手がレフトへのサヨナラの22号3ランを放ち試合を決めた。完璧なスイングで左翼席へ叩き込み、本拠地は大盛り上がりだった。