侍ジャパンU-18に「佐々木がいない…」 台湾メディアが困惑…心待ちも“対面”できず

花巻東・佐々木麟太郎【写真:羽鳥慶太】
花巻東・佐々木麟太郎【写真:羽鳥慶太】

台湾には昨年の大会で9-2で勝利している

 高校日本代表「侍ジャパン」は1日、台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」でスペインとの初戦に臨み、10-0で大会規定により6回コールド勝ちを収めた。侍U-18代表が快勝を飾ったが、台湾メディア陣の驚きは打線爆発ではなかった。

 熱戦の繰り広げられる台北で、台湾メディアの1人がカタコトの日本語で語りかけてきた。「佐々木がいない……」。高校通算140本塁打を誇る、花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)は今大会には選出されていない。

 メンバー表を見れば、すぐに気がつくはずだが「映像を見ていたのに……」と対面することができず嘆いた。昨年の大会では9-2で日本が勝利。リベンジを誓う台湾だが「日本は強いと思う! 台湾も昨日(8月31日)勝った。良い戦いができればいいね」と、スペインとの初戦を10得点で6回コールド勝利した日本の奮闘をたたえていた。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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