エ軍GMが“終戦宣言”「これも野球だ」 決死の補強も大失敗…チーム解体は「ベスト」

試合前に取材に応じたエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:川村虎大】
試合前に取材に応じたエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:川村虎大】

ミナシアンGM「プラン通りにいかなかった。いい日もあれば悪い日もある」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは1日(日本時間2日)、敵地・アスレチックス戦前に報道陣の取材に応じ、チーム解体について語った。ウェーバーにかけられたルーカス・ジオリト投手ら主力5選手が他球団へ移籍。「私たちのために尽くしてくれた全てのことを感謝している。全員がさまざまな形でチームに貢献してくれた。でも、世の中そういうもんだ。勝てないとね。私たちの現状を整理して、(若手に)チャンスを与えることがベストな道だと思った」と語った。

 チームは8月1日(同2日)のトレード期限前のトレード市場で“買い手”に回ったが、いきなりの7連敗で暗転した。月間8勝19敗と大失速し、ポストシーズン進出は絶望的に。中継ぎ左腕マット・ムーア、ハンター・レンフロー外野手らだけでなく、トレード期限前にトレード獲得したルーカス・ジオリトやレイナルド・ロペス、ドミニク・リオンの3投手を次々とウェーバーにかけて放出した。

「チームに若手といい選手がいたから、オールインした。チームを改善させようと思ったけど、プラン通りにはいかなかった。でも、これも野球だ。いい日もあれば、悪い日もある。いい選手がいるし、昇格してきた選手もいい。戦い続けるので、楽しみだ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

 主力5選手の放出はチーム総年俸を削減し、贅沢税を回避する狙いがあったとされている。「さまざまな理由がある。もちろん財政的なことがあるし、若手にチャンスを与えることもそうだ。パリスは2Aでいいプレーをしていたので(メジャーに)値する。去年もネトやオハッピーといった若手を昇格させたけど、チャンスを与えることは大事だと思う」と語った。

 トレード期限前に多くの若手有望株を放出。今回の失敗でチーム再建は遠のいたとみられている。「後悔しているか?」との問いかけに、「私はそう捉えない。これも野球だ。起きてしまうこともある。(8月に)下した決断は、その時は正しいことだと思っていた。上手くいく時もあるし、そうならない時もある」と必死に前を向いていた。

(Full-Count編集部)

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