ソフトバンク、板東湧梧が5勝目 甲斐拓也が9号2ラン、2位ロッテと4ゲーム差

本塁打を放ったソフトバンク・甲斐拓也【写真:小池義弘】
本塁打を放ったソフトバンク・甲斐拓也【写真:小池義弘】

板東は、5回2/3を96球8安打3四球2奪三振2失点

■ソフトバンク 6ー2 西武(2日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクは2日、ベルーナドームで行われた西武戦に6-2で勝利した。2位・ロッテとの差を4ゲームに詰めた。

 打線は初回、近藤健介の適時打で先制する。同点で迎えた4回には、中村晃の安打などで1死満塁の好機をつくり、捕逸で三塁走者が生還。さらに、野村勇の犠飛、甲斐拓也の9号2ランで4点を勝ち越す。続く5回は、柳町達の適時内野安打で1点を追加した。

 先発の板東湧梧は、立ち上がりに渡部健人に適時打を浴びると、5回は1死一、三塁の場面で内野ゴロの間に1点を失う。6回に2死満塁のピンチを招き、5回2/3を96球8安打3四球2奪三振2失点で降板。ここは又吉克樹が無失点でしのいだ。

 7回からは藤井皓哉、松本裕樹、大津亮介が1イニングをそれぞれ無失点に抑えた。勝利したソフトバンクは、板東が5勝目、甲斐が2ランで貴重な追加点を挙げた。一方敗れた西武は、散発10安打と打線がつながらず。先発・高橋光成が5回96球8安打3四球1奪三振6失点(自責点2)と振るわなかった。

(「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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