吉田正尚、14号3ランは「分からなかった」 三塁まで全力疾走「跳ね返ったので…」

14号先制3ランを放ったRソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
14号先制3ランを放ったRソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

4打数2安打3打点で4試合ぶりマルチ「チャレンジする気持ち忘れずに」

■Rソックス 7ー3 ロイヤルズ(日本時間4日・カンザスシティ)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が3日(日本時間4日)、敵地で行われたロイヤルズ戦で13試合ぶりとなる14号決勝3ランを放った。三塁まで全力疾走し一度ストップ。「ちょっと跳ね返ったので打球を見ていなかったので(本塁打と)分からなかったです」と照れ笑いした。

 0-0の4回1死二、三塁だった。メジャー224勝右腕グリンキーのチェンジアップを捉えると、打球は右中間へ一直線。打球がフィールドに跳ね返ってきたため三塁まで全力疾走していた。三塁打と思ったようだったが、ここで本塁打と分かってホームまで還ってきた。9月初アーチで、メジャー1年目の日本選手のシーズン本塁打数では、2022年の鈴木誠也外野手(カブス)に並ぶ5位となった。

 メジャーでの初めてのシーズンも終盤を迎えているが「しっかりチャレンジするという気持ちを忘れずにやっています」と吉田。この日は4打数2安打3打点で4試合ぶりのマルチ安打をマークし、打率は.296。好調の打線を牽引して2連勝に貢献し「みんなが役割をしっかり果たしているんだと思います」とうなずいた。

(Full-Count編集部)

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