巨人・岡本和真が8月度「JERAセ・リーグAWARD」大賞 月間12HR…衝撃の1試合3発も
岡本和は8月に打率.318、12HR、OPS1.216をマーク
今季から新設されたリーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」8月度の大賞が4日、発表された。リーグ初の公式配信番組「JERAセ・リーグ レジェンドLIVE」内で6球団のレジェンドOBによる選考が行われ、巨人・岡本和真内野手が受賞した。
8月度の候補は、岡本和の他にヤクルト・小川泰弘投手、DeNA・牧秀悟内野手、阪神・佐藤輝明内野手、広島・床田寛樹投手、中日・宇佐見真吾捕手がノミネート。岡本和は2、3日のヤクルト戦で2試合連続2発、6日の広島戦で3本塁打を放つなど、月間12本塁打、OPS1.216、打率.318をマークした。
“対抗馬”となったのは牧。月間成績は打率.362、7本塁打、26打点。拮抗した成績に、巨人OBの高橋由伸氏が「迷っています。甲乙つけがたいです」と語ったほどだ。レジェンド6人が同時に札をあげる“多数決投票”の結果は岡本和が4票で、牧が2票。岡本和に軍配が上がった。
高橋氏は、かつて指導した岡本和について「引っ張りのホームランが多かった。体にキレがあり、振れていると思います」と評価。議長役を務めた中日OBの川上憲伸氏は「豪快な引っ張りのホームランは印象にも残りました」と称賛した。
「月間JERAセ・リーグAWARD」は、JERA セ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)で、公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点でノミネート。月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として選出する。
「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」で、レジェンドOB6人によって月間大賞選手が選ばれる。さらに、年間の総ノミネート数を基に、上記と同様の過程を経て「年間大賞」選手が1人選出される。3・4月度は阪神・村上頌樹投手、5月度は中日・細川成也外野手、6・7月度は広島・森下暢仁投手が受賞している。
選考を行う6球団のレジェンドOBは以下の通り(敬称略)
・ヤクルト 宮本慎也
・DeNA 佐々木主浩
・阪神 鳥谷敬
・巨人 高橋由伸
・広島 前田智徳
・中日 川上憲伸
(Full-Count編集部)