大谷翔平、右肘再手術は選択肢を検討中 代理人が明かす「二刀流続けることに迷いない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2018年10月に右肘のTJ手術を受けているが、この際とは違う箇所を損傷した

■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間5日・アナハイム)

 右肘内側側副靱帯の損傷が発覚したエンゼルスの大谷翔平投手について、代理人を務めるネズ・バレロ氏が4日(日本時間5日)、取材に応じた。右肘の内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン=TJ手術)を受ける可能性などについて、選択肢を検討中であることを明かした。

 大谷は8月23日(同24日)に靱帯損傷が発覚。投手では今季絶望となったが、当面は指名打者として出場を続けるとしていた。2018年10月にはトミー・ジョン手術を受けているが、この時の箇所とは違う個所を損傷しているという。バレロ氏は「何らかの治療を受けないといけないことは避けられないと思う。どんな治療をいつ受けるかは、現在(情報を)集めている段階。複数の(セカンド)オピニオンを受けた。私たちもこの件について勉強している最中」と説明した。

 仮に再手術となれば投手復帰は2025年までずれ込む可能性もあるが、「戻ってきて二刀流を続けることに、彼は一切の迷いはない」と話した。さらに「複数人の医者が『(考えられる)ベストシナリオ』と言及した。だから私たちは(この状況を)楽観的に感じているし、今後も大丈夫だと自信もある」とうなずいた。

 今季の大谷は23試合登板し、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、被打率.184を記録。サイ・ヤング賞候補に挙がる活躍を見せていた。

(Full-Count編集部)

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