大谷翔平“最優先”も…ダメならNPB右腕獲り? 金満球団の日本選手獲得計画

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が東海岸の球団もOKなら…メッツは「獲得に相当な努力をする」

 今オフにFAとなるエンゼルス大谷翔平投手。右肘の内側側副靱帯を損傷しても、その去就は変わらず注目の的だ。メッツの地元放送局「SNY」は、大谷が米東海岸の球団に興味があるならば、メッツは獲得に相当な努力をするだろうなどと伝えた。

 球界では、大谷はは西海岸に留まることを好むというのが一般的な見方だと記事は指摘。しかし、「東海岸へ移籍する意思があれば、メッツのオーナーのスティーブ・コーエンは、肘の怪我によって将来に不確定要素が生じた現在であっても、彼の獲得に相当な努力をするであろうと予想されている」と報じた。

 さらにあるスカウトのコメントを紹介。「打者としてだけのオオタニでもメッツにとって大きな価値がある」と述べ、「メッツは今年成績が振るわなかったが、十分な才能を抱えている。そこにオオタニが加入すれば、メッツのオフェンスを大幅に向上させることができる」と続けた。

 記事はまた、メッツがオリックス・山本由伸投手獲得に乗り出す可能性も伝えた。複数の他球団の幹部が山本獲得の“大本命”と見ているという。そのため「オオタニが東海岸の球団への移籍に前向きでないならメッツは出費を抑制し、代わりにヤマモトのような選手を獲得するだろう」と述べている。

 さらに「オオタニの当面の投手生命がどうなるかわからない今、ヤマモトは複数の球団から激しい争奪戦となることが予想される。しかし、メッツが優位に立つと(他球団の幹部らが)考えるのは理にかなっている」と強調している。今オフ、メッツの動きに注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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