打率.177の大砲に“超遅球”を投げると… 野手粉砕140m弾に衝撃「打てる唯一の方法」

ツインズのジョーイ・ギャロ【写真:ロイター】
ツインズのジョーイ・ギャロ【写真:ロイター】

打率1割台と低迷するツインズ・ギャロが野手登板の捕手から特大弾

■ツインズ 20ー6 ガーディアンズ(日本時間5日・クリーブランド)

 マウンド上から投じられた“超スローボール”を、豪快に振り抜いた特大アーチが話題となっている。しかも、打ったのは打率1割台に低迷しているバッター。SNS上では「大爆笑」「こうなることは分かっていただろう(笑)」と、驚きと笑いのコメントにあふれた。

 衝撃の一発が飛び出したのは、4日(日本時間5日)に行われたツインズとガーディアンズの一戦。ツインズが序盤3回で9点を奪うなど一方的な展開となり、13-1で迎えた7回1死一塁の場面だった。ガーディアンズのマウンドは、6回から野手登板のデビッド・フライ捕手。球速58.9マイル(約94.8キロ)という山なりの超遅球を投じると、打席のジョーイ・ギャロ外野手は容赦なく振り抜き、快音を響かせた打球は一気にスタジアムの2階席へ。打球速度110.8マイル(約178.3キロ)、飛距離458フィート(約139.6メートル)の特大本塁打。打たれたフライは、ちょっと悲しそうな眼差しをスタンドに向けた。

 ギャロはここまで打率.177と不振に陥っていたが、まるで復調を促すようなスローボールと一発。米野球専門ポッドキャスト番組「トーキン・ベースボール」がX(旧ツイッター)で動画を公開すると、「これが彼が打てる唯一の方法」「ギャロのHRが大好きだけど、馬鹿げている」「スランプを抜け出すために必要なのは、相手の野手登板かもしれない」などと皮肉交じりのコメントも。また、「皆の時間が無駄」とコールドゲームにすべきだったという意見も見られた。

【実際の映像】山なりの超スローボールを粉砕! 打率1割台の大砲が放った特大の140mアーチ

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