侍U-18、初回に2点を先制 4番・武田がタイムリー…相手野手と交錯の緒方も激走生還

先制2点適時打を放った侍U-18代表・武田陸玖【写真:荒川祐史】
先制2点適時打を放った侍U-18代表・武田陸玖【写真:荒川祐史】

プエルトリコ戦の初回、4番・武田の適時打で2点を奪った

 高校日本代表「侍ジャパン」は8日、台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」でプエルトリコとのスーパーラウンド2戦目に臨み、初回に2点を先制した。「4番・指名打者」で出場した武田陸玖投手(山形中央)が2点適時打を放った。

 いきなり迎えた1死二、三塁のチャンス。武田のバットが快音を響かせた。ライト前に2点タイムリーだ。

「3番・二塁」で出場の緒方漣内野手(横浜)がアクシデントに見舞われた。初回1死一塁、サードにゴロを放った緒方は一塁へ全力疾走。ベース付近で相手野手と交錯し、その場に倒れ込んだ。

 数十秒間、立ち上がることができなかったが起き上がると、ベンチに向かって両手で丸を作った。ベンチからは拍手が起こった。その後、武田の適時打で二塁から生還した緒方。ベンチに戻ると、笑顔で仲間とハイタッチを交わした。

(Full-Count編集部)

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