大谷翔平は「十分ではない」 4戦連続スタメン外…指揮官は起用に慎重「100%でなければ」

試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

4試合連続でスタメン外「あと1日2日だと思う」

■エンゼルス ー ガーディアンズ(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日、試合開始10時38分)、本拠地・ガーディアンズ戦の先発から4試合連続で外れた。4日(同5日)に右脇腹を負傷し、3試合連続で試合を欠場中。試合前に取材に応じたフィル・ネビン監督は「よく動けているが、スイングはあと少し。今日スタメン出場するには十分ではない」と説明した。

 大谷は4日(同5日)の試合前にフリー打撃を行った際に右脇腹を負傷。3試合連続での欠場は2020年9月17日~19日(同18日~20日)以来、約3年ぶりだった。

 大谷はこの日、試合前にグラウンドに姿を見せ、ダッシュなどを行った。指揮官は「彼は今日は(スタメン入りに)とても近かった。今日は何度かスイングした。かなり体調は良くなった。私が、彼(大谷)が全力でプレーすることに安心できないだけだ。彼のようにフルスイングすることにね。(スタメン復帰まで)あと1日2日だと思うが、今日ではない」と、状態は上向きだと語った。

 代打の可能性については、試合開始までにスイングの状態を再度チェックするとし、「後で(スイングの)強度を上げるかもしれない」と説明。ただ、ネビン監督にはまだ気になる点があるようで、「(痛みよりも)少し違和感がある。私にしてみたら、そういう類のことは100%でなければならない。どんな選手でも危険を冒したくない」と、慎重に見極めるとした。

(Full-Count編集部)

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