ライバル提出で佐々木麟太郎は? 大学生は上位候補も続々…志望届公示選手は逸材揃い

慶大・廣瀬隆太、大商大・上田大河、早大・熊田任洋(左から)【写真:加治屋友輝】
慶大・廣瀬隆太、大商大・上田大河、早大・熊田任洋(左から)【写真:加治屋友輝】

9月1日から発表開始、プロ注目選手が続々と公示されている

 日本高野連と全日本大学野球連盟の「プロ野球志望届」の公示が9月1日からスタート。1週間が経過して、ここまで高校生35人、大学生19人がリストに名を連ねている。1年次から全国の舞台で活躍した高校生スラッガーや、アンダー世代の侍ジャパン経験のある大学生など、連日のように有力選手が発表されている。

 高校生では、初日に東海大菅生の日當直喜投手の名前があった。身長190センチで最速151キロを誇る大型右腕で、今春の選抜大会では2回戦の沖縄尚学戦で完封するなど、8強入りに貢献した。7日には九州国際大付・佐倉侠史朗内野手がリストに加わった。高校通算31本塁打を誇り、花巻東・佐々木麟太郎内野手、広陵・真鍋慧内野手らと並ぶ“高校BIG3”とも称されてきた、プロ注目のスラッガーだ。

 他にも上田西の大型内野手・横山聖哉や滝川二の149キロ右腕・坂井陽翔投手、享栄の最速152キロ左腕・東松快征投手が提出を済ませ、公示されている。

 大学生の注目は侍ジャパン選出組だ。最速154キロを誇る大商大の上田大河投手は右の剛腕。3年時から大学日本代表に選出された逸材で、今春のリーグ戦では最優秀防御率とベストナインに輝いている。最速153キロの本格派左腕・桐蔭横浜大の古謝樹投手も、7月に行われた日米大学野球選手権に選出され、日本の優勝に貢献した。

 下級生から東京六大学リーグで活躍した早大・熊田任洋内野手や、慶大・廣瀬隆太内野手も公示されている。2019年のU-18代表に選出されていた立大・池田陽佑投手もすでに提出を済ませている。

 高校通算140発の佐々木麟や、大学選手権を制した青学大の常廣羽也斗と下村海翔の両投手や、主将の中島大輔外野手など、逸材たちの動向にも注目が集まる。今年のドラフト会議は10月26日。1か月半後に迫った“人生の分かれ道”に臨む選手たちから目が離せない。

(Full-Count編集部)

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