楽天、鷹との直接対決に勝利…CS争い「1.5差」 小深田が3安打4打点の大暴れ

楽天・小深田大翔【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天・小深田大翔【画像:パーソル パ・リーグTV】

ソフトバンクは周東佑京が満塁弾も及ばず

■楽天 8ー6 ソフトバンク(8日・PayPayドーム)

 楽天は8日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦に8-6で勝利。3位と4位の直接対決を制し、ゲーム差を「1.5」に縮めた。

 先発の岸孝之は、初回と4回に1点ずつ失いながらも、5回まで粘投を続ける。しかし6回、2死満塁から周東佑京に満塁弾を浴び、1点差に詰め寄られたところで降板。2番手の鈴木翔天が後続を打ち取り、続く7回も無失点に抑えた。

 打線は2回、2死から阿部寿樹と小郷裕哉の連打と四球で満塁の好機をつくると、暴投で同点に追い付く。続く2死二、三塁、小深田大翔の適時内野安打で勝ち越しに成功した。

 4回に炭谷銀仁朗の適時打で1点を追加すると、続く5回には、1死満塁から小郷、炭谷、小深田の連続適時打でリードを5点に広げる。9回、2死二塁から小深田がこの試合3本目となる適時打を放ち、突き放した。

 8回は渡辺翔太、9回は松井裕樹がそれぞれ無失点に抑え、試合終了。小深田が、5打数3安打4打点1盗塁の活躍。先発の岸が5回2/3を9安打6失点も、11安打8得点とつながった打線に助けられた。

 敗れたソフトバンクは、先発の石川柊太が4回1/3を107球6安打5四球4失点と試合をつくれず、2番手の田浦文丸も踏ん張れなかった。打線は、周東の本塁打などで追い上げるも、前半の7失点が響いた。

(「パ・リーグ インサイト」藤井美月)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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