野戦病院エ軍にまた暗雲…ドラ1新人が背中の張り 球団記録更新も途中交代「明日診る」

エンゼルスのノーラン・シャヌエル【写真:ロイター】
エンゼルスのノーラン・シャヌエル【写真:ロイター】

8日にはモニアックがスタメン回避、レンヒーフォが途中交代

■ガーディアンズ 6ー3 エンゼルス(日本時間9日・アナハイム)

 エンゼルスの負傷者が後を絶たない。8日(日本時間9日)の本拠地・ガーディアンズ戦では今夏のドラフト1巡目(全体11位)で入団したノーラン・シャヌエル内野手が途中交代。フィル・ネビン監督は「肩甲骨付近に少し張りがあった」と理由を明かした。

 21歳のシャヌエルはドラフトからわずか40日後の8月18日(同19日)にメジャーデビュー。以降は1番を担い、ともに球団新記録であるデビューから10試合連続安打、17試合連続出塁を記録した。連続出塁記録は継続中だが、8日(同9日)の9回の守備から途中交代していた。今季は17試合に出場し、打率.270、0本塁打2打点だった。

 前日7日(同8日)には、ミッキー・モニアック外野手が腰の張りで急遽スタメンを回避し、ルイス・レンヒーフォ内野手が左上腕二頭筋を痛め、一度も打席に立たずに交代した。大谷翔平投手も4日(同5日)の試合前に右脇腹を負傷してから5戦連続で欠場している。シャヌエルに関してネビン監督は「明日診る。大丈夫だ」と軽傷を強調したが、毎日のように怪我人が発生しているのは事実。チームに暗雲が立ち込めている。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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