打者呆然の161キロは「球威も制球も最高」 藤浪晋太郎の“極上球”が「キレッキレ」

Rソックス戦に登板したオリオールズの藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
Rソックス戦に登板したオリオールズの藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

1回2/3を完璧救援…4試合連続無失点&11試合四球なし

■オリオールズ 13ー12 Rソックス(日本時間10日・ボストン)

 オリオールズの藤浪晋太郎投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたレッドソックス戦で今季7勝目を挙げた。100マイル(約160.9キロ)の速球を外角低めビタビタに決めて三振を奪う様子は「ただ速いだけじゃない素晴らしいアウトロー。キレッキレ」「コーナーに制球出来てるの素晴らしすぎる」と絶賛の声が上がっている。

 この日の藤浪は7-6の5回1死一、二塁のピンチに3番手で登板。最初の打者となったウォンの打席で重盗を決められ二、三塁とされるも、ウォンは浅い右飛でタッチアップを許さず。ベルドゥーゴは二ゴロに仕留めた。回跨ぎとなった7回もレッドソックス打線を圧倒して3者凡退。最後はカサズから空振り三振を奪い、打者が呆然とする中で力強くガッツポーズした。

 1回2/3を完璧救援。4試合連続無失点で11試合四球なしと、かつての制球難を脱して輝きを放っている。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が映像を公開すると、ファンは「球威もコントロールも最高」「アウトコースいっぱい100マイルの藤浪たまらん」「カサスへの投球は圧巻」「ピンチでも回跨ぎでも堂々と投げる姿は頼もしいです」と反応していた。

(Full-Count編集部)

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