大谷翔平-ジャッジ=「5.1勝」 数字が示す二刀流の3年間…唯一無二の価値「26.3」

ここ3年間のWARは「26.3」、2位のジャッジは「21.2」と大差をつけている
エンゼルスの大谷翔平投手が示してきた二刀流の価値は、データにもしっかりと現れている。野球専門の米データサイト「FanGraphs(ファングラフス)」で、総合的な貢献度を表す指標「WAR(Wins Above Replacement)」を検証。ここ3年間では、2位に「5.1勝」の価値の差をつけて独走している。
WARでは、代替可能な選手と比べ、上積みできる勝利数を評価する。大谷は二刀流としてブレークし、MVPに輝いた2021年から今季ここまでメジャー1位の「26.3」をマーク。2位のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)は「21.2」と大差をつけている。つまり大谷はジャッジより、3年間で5勝以上の価値を生み出したということだ。
また、投打それぞれで見てもメジャートップクラスだということもわかる。打撃では「15.4」でメジャー8位、投手では「10.9」で同10位だ。現在は、右肘の靭帯損傷で投手として今季絶望、さらに右脇腹の張りで7試合連続欠場となっている。また元気に復帰してくれる日を待ちたい。
(Full-Count編集部)
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