前田悠伍「プロの舞台で活躍したい」　世界一から一夜…目標新た「プロで日の丸を」

10日の決勝に先発するなど3試合に登板「経験生かすのは自分次第」

　台湾（台北）で行われた「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」を制し世界一となった高校日本代表「侍ジャパン」は11日に帰国。馬淵史郎監督とコーチ、20人の選手たちが羽田空港で記者会見に臨んだ。前田悠伍投手（大阪桐蔭）は、「将来的にはプロの舞台で活躍したい。プロで日の丸を背負って戦うのが目標。日々の練習が大事になってくる。高い意識を持って、誰にも負けない気持ちを持っていきたい」と明言した。

　エースとして10日の台湾との決勝戦に先発するなど、今大会では3試合に登板した。「全部、優勝に導くと思って投げていた。世界一はなかなか経験できない。いい経験をさせてもらったので、生かすのは自分次第。日々の練習から高い意識で行きたい」と話した。

　今夏は大阪府大会決勝で履正社に敗れ、甲子園出場を逃した。しかしU-18を牽引した左腕は「日本一にはなれなかったけど、そこからU-18を目指してきた。ピンチも何度かあったんですけど、チーム全員で粘れた。優勝にふさわしいチームだと思います」と胸を張った。

（Full-Count編集部）