藤浪晋太郎、1回無失点で試合締める　頭部付近に大暴投も…5試合無失点で9月防御率0.00

制球がやや乱れ、12試合ぶりに四球を許した

■オリオールズ 11ー5 カージナルス（日本時間12日・ボルティモア）

　オリオールズの藤浪晋太郎投手が11日（日本時間12日）、本拠地で行われたカージナルス戦で、9回に6番手として救援登板。2試合ぶりのマウンドは、1回1安打1四球無失点で試合を締め、5登板連続で無失点となった。

　6点リードの9回、先頭のアレナドへの初球がすっぽ抜けた。頭部付近の上を通過する大暴投となったが、フルカウントから左飛に抑えた。続くパラシオスは、フルカウントから直球で空振り三振。左前打と四球で2死一、二塁としたが、エドマンを三ゴロに打ち取った。

　久しぶりに制球がやや乱れ、12試合ぶりに四球を許した。25球中14球がストライクで、最速99.5マイル（約160.1キロ）だった。しかし、9月はいまだ自責点ゼロで、防御率は7.05。チームは11-5で大勝を飾っている。