大暴投→絶品160キロは「投球術」 本人も驚き…藤浪晋太郎が“荒れ球”で圧倒「効果的」

カージナルス戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
カージナルス戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

初球に大暴投を投じるも5試合連続無失点に抑えたオリオールズ・藤浪

■オリオールズ 11ー5 カージナルス(日本時間12日・ボルティモア)

 オリオールズの藤浪晋太郎投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたカージナルス戦の9回に6番手として登板。1安打1四球無失点で試合を締めくくったが、いきなりの“大暴投”でヒヤリとする場面も。ファンからは「藤浪ほんまおもろい」「これが世界の藤浪の投球術」などと驚きのコメントがあふれた。

 11-5と6点リードの9回に2試合ぶりの登板となった藤浪だが、先頭のノーラン・アレナド内野手への初球が、いきなりすっぽ抜けて頭部上を通過する大暴投に。藤浪自身も一瞬、肩をすくめて驚くほどの軌道だったが、そのアレナドを左飛に打ち取ると、その後も走者を出しながら無失点で切り抜けた。これで5登板連続で無失点だ。

 不安な“立ち上がり”ながらも抑え切った右腕のピッチングに、SNS上では「初球がコレではバッター踏み込めんよなぁ」「暴投はむしろ的を絞りづらくしそうで効果的かも」などと、ジョーク交じりに藤浪の“投球術”を指摘する声とともに、落ち着いてゼロで抑えて月間防御率0.00を継続していることから、「自信を持って投げてるなあ」「大事な場面を任されて大活躍すぎる」と藤浪の実力を評価するコメントも多く見られた。

(Full-Count編集部)

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