大谷翔平、4年ぶり8試合連続欠場 代打でも出番なし…エ軍は延長戦制して3連勝

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ネビン監督「全力で振ると、まだ少し痛みがある」

■エンゼルス 8ー5 マリナーズ(日本時間12日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたマリナーズ戦の先発メンバーから外れ、そのまま出場機会はなかった。これで8試合連続の欠場。当初、「2番・指名打者」でオーダーに名を連ねていたが、右脇腹の張りが回復しなかった。フィル・ネビン監督は「(復帰は)今日ではないと伝えてきた」と明かした。チームは延長戦を制し、7月27日(同28日)以来の3連勝を飾った。

 大谷は4日(同5日)の本拠地・オリオールズ戦前の打撃練習中に右脇腹を痛めた。この日の全体練習前に行った室内での打撃練習を行って患部を確認。思った通りに回復してなかったようだ。ネビン監督は「全力で振ると、まだ少し痛みがある。フルスイングできないなら、それ(欠場)は明らかだ」と話した。8戦連続欠場は、左膝を手術した2019年9月以来4年ぶりだ。負傷者リストには入れず、12日(同13日)以降の復帰を慎重に探っていくつもりだ。

 チームは先発デトマーズが7回5安打3失点と好投。5-5で迎えた延長11回にグリチックの中前適時打などで3点を勝ち越した。借金9となった。

(Full-Count編集部)

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