阪神、怒涛の9連勝でマジック「3」に 最短14日V…西勇が1点死守、巨人はV可能性消滅

阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】

阪神は2回1死一、三塁から木浪の右犠飛で先制

■阪神 1ー0 巨人(12日・甲子園)

 阪神は12日、甲子園で行われた巨人戦を1-0で勝利し、マジックを「3」とした。先発した西勇輝投手が2安打完封し、怒涛の9連勝をマーク。さらに2位広島がヤクルトに敗れたことで、マジックは2つ減った。最短Vは変わらず14日となった。

 伝統の一戦で猛虎が、ワンチャンスをものにした。両チーム無得点で迎えた2回。1死走者なしからノイジー、坂本の連打で一、三塁の好機を作ると、木浪が右犠飛を放ち先制。その後は阪神・西勇、巨人・山崎伊の投手戦となり緊迫したゲーム展開となった。

 投げても先発の西勇が2安打完封の好投で7勝目をマーク。チームは前カードの広島戦で同一カード3連勝を果たし、3日間でマジックを一気に7つ減らしていた。この日も満員御礼の甲子園で、宿敵・巨人を相手に痺れる試合を見せ虎党を沸かせた。

 巨人は山崎が8回1失点と安定した投球をみせたが、打線の援護なく4敗目。残り試合で全勝しても阪神を上回ることはできず、今季127試合目で優勝の可能性が消滅した。

(Full-Count編集部)

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