オリックス、延長戦を制しマジック「7」 森が決勝弾、山岡がプロ初セーブ

オリックス・森友哉【画像:パーソル パ・リーグTV】
オリックス・森友哉【画像:パーソル パ・リーグTV】

延長11回、西野が10球粘った末に四球で出塁し、森の決勝弾につながった

■オリックス 2ー0 楽天(14日・楽天モバイル)

 オリックスは14日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦に2-0で勝利。延長戦を制し、優勝マジックを「7」とした。

 先発は田嶋大樹。初回をわずか8球で片付けると、5回1死から内野安打を許すまで、相手打線を無安打に封じる快投を披露した。対する楽天の先発・藤平尚真も7回無失点と好投し、投手戦が展開される。

 7回無失点で降板となった田嶋に代わり、8回には宇田川優希が登板。自身の失策が絡んで1死一、二塁のピンチに陥るも、後続を打ち取り得点を与えず。宇田川は回またぎで9回のマウンドにも上がり、2奪三振の好救援で延長戦に持ち込んだ。

 延長11回、ついに均衡が破れる。西野真弘が10球粘った末に四球で出塁。中川圭太が二ゴロに倒れ、2死一塁で森友哉が打席へと向かった。ここで楽天ベンチは継投を選択したが、代わった鈴木翔天の変化球を右翼席へ運んで15号2ランとし、待望の先制点を奪う。

 勝ち越し直後の延長11回は山岡泰輔が無失点に抑えプロ初セーブ。2-0で試合終了し、計4投手の完封リレーで延長戦を勝ち切った。敗れた楽天は、藤平が7回96球6安打5奪三振無失点。今季3勝目こそ逃したが、次回につながる投球を見せた。

(「パ・リーグ インサイト」吉村穂乃果)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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