大谷翔平は「次の3冠王だ」 通算510発カブレラが「クレイジー」と評した異次元プレー

エンゼルス戦前に取材に応じたタイガースのミゲル・カブレラ【写真:小谷真弥】
エンゼルス戦前に取材に応じたタイガースのミゲル・カブレラ【写真:小谷真弥】

2012年3冠王カブレラは今季限りで現役引退する「申し分ないキャリアだった」

■タイガース 11ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 今季限りで現役引退するタイガースのミゲル・カブレラ内野手は15日(日本時間16日)、敵地のエンゼルス戦前に報道陣の取材に応じ、エンゼルス・大谷翔平投手について言及。2012年に3冠王に輝いた40歳のレジェンドは「次の3冠王だ!」と将来的な獲得を期待した。

 大谷への試合中のイタズラが話題になり、家族も大谷のファンだ。現役最後のアナハイムでの3連戦。この日、大谷は右脇腹痛で11試合連続で先発メンバーから外れたが、「私たちにとってはいいことだ。いいことだ。オオタニ、あと3日休むように! お願いだから、あと3日間はプレーしないで!」とお願いした。

 大谷は7月27日(同28日)のタイガースとのダブルヘッダー第1試合でメジャー初完封。第2試合でマルチ本塁打と異次元の活躍を見せた。カブレラは「あれはクレイジーだった。投げた後の本塁打を見た時、信じられないと思った。見たことない光景だった。目撃できたことは良かったけど、私たちが相手だったからハッピーではなかった。でも、見られて光栄だった」と目を丸くした。

 今季がメジャー21年目。通算3162安打、510本塁打と輝かしいキャリアを築いてきた。「申し分のないキャリアだった。何も不満はない。このキャリアを築けたので、神に感謝したい。ハッピーだ。(一番の思い出は)ワールドシリーズを制覇したことだ。小さい頃からの夢だった。1番目がワールドシリーズで、2番目が3冠王を獲得したことだ」と振り返っていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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