162キロが頭部直撃「なんてことだ」 場内に戦慄走った悲劇…衝撃の“跳ね方”に絶句

打球が直撃しカートで運ばれるヤンキースのアンソニー・ミシェビッチ【写真:ロイター】
打球が直撃しカートで運ばれるヤンキースのアンソニー・ミシェビッチ【写真:ロイター】

強烈な打球が頭部直撃…緊急事態にトレーナーもダッシュで駆け付ける

■ヤンキース 7ー5 パイレーツ(日本時間16日・ピッツバーグ)

 ヤンキースのアンソニー・ミシェビッチ投手は15日(日本時間16日)、敵地でのパイレーツ戦に2番手として登板。6回に強烈な打球が頭部に直撃し、そのまま交代となる緊急事態に見舞われた。ファンからも「見たくない光景だ」「回復を祈る」と心配の声が上がっている。

 6回2死一、二塁からぺ・ジファンの放った打球速度100.6マイル(約161.9キロ)の打球が頭部を襲った。咄嗟に避けようとしたが間に合わず、左側頭部に直撃。当たったボールは勢い良く跳ね、そのまま右翼手・ジャッジの前に飛んだ。

 ミシェビッチはその場に倒れ込み、場内は騒然。チームメートやトレーナーが急いで駆け寄り、治療を見つめた。数分間後には立ち上がり、トレーナーと共にカートでグラウンドから退いた。米メディア「トーキン・ベースボール」がX(旧ツイッター)に動画を公開すると、「チームは呪われている」「恐ろしい瞬間」「投手はヘルメットを着用すべきだ」「打球が強すぎて、頭部に当たったあと外野まで飛んだ」と状態を心配する声が並んだ。

(Full-Count編集部)

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