大谷翔平、今季終了か ロッカーの野球道具を“撤去”…今後を17日発表へ

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

試合は2-11で大敗、地区優勝の可能性が消滅

■タイガース 11ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルス・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたタイガース戦を欠場した。これで11試合連続欠場。試合後のロッカーはバット、グラブ、スパイクなど野球道具が撤去された状態で今季終了となる可能性が出てきた。今後について、球団は16日(同17日)に発表する。

 大谷は4日(同5日)の本拠地・オリオールズ戦前の打撃練習で右脇腹を痛め、この日で11試合連続欠場となった。ネビン監督が復帰を示唆していたこの日は、チャンドラー製のバットを持って球場入り。復帰へ準備を進めているものと見られていたが、地区優勝が消滅した試合後はクラブハウスに姿はなかった。

 ロッカー前にはオールスターで使用したボストンバックが置かれ、個人の私物と見られる物は全てなくなった状態。まるでシーズン終了後のようで、約20人の日米メディアは騒然。同僚のフィリップスも「彼はどこに行った? 僕は分からない」と動揺していた。

 メジャー6年目の今季は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの世界一に貢献した。開幕から投打の二刀流でフル回転。打者ではリーグ最多44本塁打を放ち、打率.304、95打点、20盗塁を記録した。投手では8月に右肘内側側副靱帯の損傷で離脱となったものの、23試合登板で10勝5敗、防御率3.14、167奪三振と好成績をマークした。

【画像】大谷翔平の“貴重なロッカー” 整理されたユニホーム…「空になった」前の状態

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