大谷翔平、史上3人目の偉業へ 残り25戦欠場でも…米記者「非現実的なシーズン」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

今季残り試合の欠場が決定…それでも2度目のア・リーグMVPは濃厚

 エンゼルスの大谷翔平投手は、右脇腹の痛みで負傷者リスト(IL)入りし、今季の残り試合はプレーしないことが決まった。それでも、リーグ本塁打争いでは大差でトップに立つなど、以降の試合を欠場してもMVPは濃厚な状況となっている。

 今季は135試合に出場し、打者として打率.304、44本塁打95打点、OPS1.066、投手としては規定投球回こそクリアできなかったものの、10勝5敗で防御率は3.14、被打率はわずか.184、三振数は167を記録した。二刀流としてフル回転し始めて3年目。最後は怪我で終わってしまったが、ここまで残した成績だけでも驚異的だ。MLB公式のサラ・ラングス記者は、X(旧ツイッター)で「オオタニは最後の25試合を欠場するが、それでもおそらくMVPを獲得するだろう」と投稿。「(MVPとなれば)非現実なシーズンを送ったという証拠になる」と続けた。

 今季の選手の貢献度を表す指標「WAR」では、大谷は両リーグトップの「10.0」をマーク。ア・リーグでは2位のシーガー(レンジャーズ)に3もの差を付けて断トツだ。同記者は、「シーズン最後の10試合以上を欠場し、MVPかサイ・ヤング賞を獲得したのは、過去にマイク・トラウト(2019)、ジム・パーマー(1976)の2人だけ」と紹介。大谷がMVPとなれば、史上3人目となる。

(Full-Count編集部)

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