“無双状態”の藤浪晋太郎を米放送局が絶賛 「あの男はビーストだ」新天地で輝けた理由

レイズ戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
レイズ戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

MLB最多2632試合連続出場のカル・リプケンJr.氏の息子、ライアン氏が絶賛

■オリオールズ 5ー4 レイズ(日本時間18日・ボルティモア)

 オリオールズ・藤浪晋太郎投手の進撃が止まらない。17日(日本時間18日)の本拠地レイズ戦で救援登板し、2/3回を投げて無失点。7登板連続無失点とした。球団のレジェンド、カル・リプケンJr.氏の息子であるライアン・リプケン氏もその投球を絶賛。「あの男はビースト。10月に違いを生み出せる存在だ」などと賛辞を送った。

 ライアン氏は、メジャー記録の2632試合連続出場を果たしたカル・リプケンJr.氏の息子で元マイナーリーガー。米放送局「FOX45」のロッコ・ディサングロ氏が司会を務めるポッドキャスト番組「Rip&Roc」に出演し、藤浪を絶賛した。まずディサングロ氏は「もっと注目を浴びるべき存在。本当に(ファンを)熱狂させている。9月に入って無双しているから、(この投球が)続くことを祈っている。いい時期に調子を上げてきた」と述べた。

 これにライアン氏も同意。「あの男はビーストだ。彼の能力は教えてもできないことだ。100マイル(約160.9キロ)を投げて、(打者を)圧倒することは、(チーム内で)フェリックス・バティスタしかいない」と熱弁する。

 さらにディサングロ氏が「しかも、あのスプリットを持っている」と水を向けると、「その通りだ。カットボールも進化している」と呼応。そして「(活躍の)一番の要因は、心地良く投げていることだ。ここは躍動できる環境だ。(最初は)優勝争いの中で投げることに緊張していたけれど、チームに歓迎された。彼は10月で違いを生み出せる存在だ」と、プレーオフでカギを握る存在になると強調した。

 藤浪の今月の成績は7登板、7回1/3、1勝0敗、WHIP0.82、防御率0.00。ポストシーズンでの活躍も期待される。

(Full-Count編集部)

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