中日・根尾、プロ初勝利の権利、最速149キロ 打撃でも痛烈安打、今季は2軍でも未勝利

中日・根尾昂【写真:小林靖】
中日・根尾昂【写真:小林靖】

5回の第2打席では痛烈な打球で今季初安打も記録

■中日 ー 広島(18日・バンテリンドーム)

 中日・根尾昂投手は18日、バンテリンドームで行われた広島戦で今季初登板初先発。5回まで2安打2奪三振無失点で勝利投手の権利を得た。最速は149キロ。

 初回、先頭の秋山に四球を与えるも、後続を抑えて無失点の立ち上がり。4回に小園に初安打を許すも、得点を与えず。5回まで64球、2安打無失点の安定した投球を見せている。

 打線も、2回に石橋康太捕手が先制の2点適時二塁打を放つと、4回には石橋と根尾の今季初安打で2死一、二塁のチャンスを作ると、岡林勇希外野手が中前適時打を放ち追加点を挙げた。

 昨季、投手に転向した根尾は、1軍で25試合に先発し0勝0敗1H、防御率3.41の成績を残した。今季はここまで1軍登板がなく、2軍では23試合で0勝7敗、防御率3.43を記録している。

【実際の映像】投手でこの打撃はもはや“反則” 中日・根尾今季初安打はの痛烈な打球でライト前へ

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